そろそろ何か作りたいな〜



Linear guide for compact YAKUSCAN
写真1 Compact YAKUSCANには従来より小さなリニアガイドを使っているのですが、これがなかなか見つからない。



去年の11月以来、しばらく工作をしていません。この頃はずいぶん暖かくなってきたので、そろそろ工作を再開しようかと思い立ったのですが、新作のプランはいろいろあって、何を作るか迷っています。昨年末に試作したCompact YAKUSCAN量産型も進めたいのですが、現状ではあまりにも手がかかる構造なので、このまま量産に入るのを躊躇っていて、場合によってはプロトタイプを見直してより量産し易い物を作る可能性もあります。どちらにしても、製作を始めるに当たっては、いろいろな準備が必要です。まずは、何と言ってもリニアガイドの入手が必要になります。(写真1)上が従来サイズで下がCompact用です。早速、この規格のものを探すべく、2週間ほどヤフオクをチェックしてみましたが、なかなか見つかりません。実は従来使っていた規格のリニアガイドについてはこまめに集めていました。(写真2)微妙に規格やメーカーが違いますが、高さとビス穴が共通なので問題なく使えるのです。レールの長さはまちまちですが、これはカットして使うことになります。写真の上の2本はレールを2当分すると2個分になります。これで、YAKUSCANが7台出来る計算になるのですが、残念ながらCompactには使えません。う〜、せっかく集めたのに勿体ないですね!これは将来、作るかもしれない4×5YAKUSCANの量産用として残しておきましょう。とりあえずヤフオクをチェックしながらも、他の入手ルートを探して、ネットを検索していたら、新品・新古品を格安でネット販売する業者を見つけました。そして、在庫品の中から最適なものを見つけました。(写真3)これは未使用新古品なのですが、2本セットで3620円でした。ブロックが2個付いているので、レールを2当分にすれば4台分になります。これで一台あたり905円となり、かなりリーズナブルに入手できました。さて、ひとつの課題は解決しましたが、相変わらずF500本体の入手が困難で、まだまだ課題は残ります。



Conventionally, linear guide of the standard that I used
写真2 従来型のリニアガイドは以前から集めていました。これで7台のYAKUSCANができます。



I purchased compact YAKUSCAN use newly
写真3 格安のネット販売業者を見つけて、やっと入手できたCompact YAKUSCAN用のリニアガイド。


























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PhotoShopによる深度合成の試み




Depth composition by PhotoShop
PhotoShopを使って、開放3カットの深度合成をやってみました。Compact YAKUSCAN, 500CM, Planar C80mm f2.8(開放), 1200dpi
等倍画像はこちらhttps://www.flickr.com/photos/46505679@N04/16783204105/sizes/o/in/photostream/




今年に入ってから、キャンペーン期間中無料の映画・ドラマにはまっていました。huluの2週間が終わると、U-NEXTでまた2週間。これで終わりかと思ったら、なんと31日間無料のdビデオというのを見つけて、ほぼ2ヶ月に渡って、飽きるほど見尽くしました。そんな訳で、ずっと放置していたブログもそろそろ再開したいと思います。さて、前回はNIKKOR 85mm f1.4で森の写真を撮りましたが、開放からf2.8の絞りでは、どうしても深度不足を感じるのです。何か対策が無いものかと考えていたら、SSさんから、HDRについてのコメントが入りました。私は、HDR表現をやろうとは思いませんが、思い当たって調べてみたら深度合成という機能がPhotoShopに付いていることが解かりました。そこで、素材を撮影すべく再び横河渓谷に行ってきました。今回はハッセルプラナー80mm f2.8を使用します。ピント位置を変えて3カットをすべて開放で撮影しました。帰宅後、PhotoShopのレイヤーに入れ、編集の「レイヤーを自動整列」し、次に「レイヤーを自動合成」すると簡単に深度合成ができるのです。もともとYAKUSCANのデータが重いうえに、3カット分を同時処理するため、ある程度の待ち時間はかかりますが、想像していたよりもあっさりと処理できました。(写真1) この機能でf2.8の開放ではおよそ不可能な深度の表現ができました。なかなかの仕上がりです。今回は一眼ファインダーを使ったのですが、もっと正確に合成するならば、25倍程度のルーペを持って行くべきかもしれません。そもそもピント位置は無段階であるべきなので、これはあくまでも見かけの深度ということです。もっと小刻みにカット数を増やすほどなめらかな合成ができるでしょう。しかし、残念ながら私のPCの能力ではこの程度が限界のようです。上の写真が深度合成されたものです。画面の下中央の手前に伸びる太い根の部分までピントがあります。写真下は開放で主要被写体にピントを合わせたオリジナルの一枚なので、是非比較してみてください。




PhotoShop
写真1 PhotoShopのレイヤーを使って、自動的に深度合成ができます。



Opening is original
主要被写体にピンを合わせたオリジナルの一枚。Compact YAKUSCAN, 500CM, Planar C80mm f2.8(開放), 1200dpi
等倍画像はこちらhttps://www.flickr.com/photos/46505679@N04/16757320416/sizes/o/in/photostream/

























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NIKKOR 85mm f1.4で森が撮れた


The tree which a root coils itself round f2.8
f2.8まで絞れて、森の雰囲気は表現できました。UMC+コンパクトYAKUSCAN Nikkor 85mm f1.4(f2.8)1200dpi
等倍画像はこちらhttps://www.flickr.com/photos/46505679@N04/16432823082/sizes/o/in/photostream/




先日、横河渓谷の森に入ったのですが、YAKUSCANの感度不足のおかげで、撮りたい樹木が撮れないという悔しい思いをしました。そこで、今日はNIKKOR 85mm f1.4を試してみました。森の中は相変わらず暗いのですが、開放f1.4の効果は絶大でした。開放でプレスキャンしてみると、感度ダイヤルが中間位置まで戻せます。ほぼ2段ほどの余裕が出来たのです。レンズボードを僅かにチルトさせて、とりあえず開放で撮ってみましたが、やや深度が足りない感じなので、最終的にはf2.8に決定。フィルムのように、絞り込んで長時間露光したいところですが、残念ながらスキャナカメラではそれができません。まあ、パンフォーカスにはなりませんが、森の雰囲気は十分に伝わるのではないでしょうか? NIKKOR 85mm f1.4は35mm用レンズなのですが、嬉しいことに、YAKUSCANの撮像範囲をギリギリでカバーするのです。この感じだと、ハッセルでは、フォーカルプレーン用のプラナー110mm f2が使えるかもしれません。また、コンタックス645用のプラナー80mm f2も良いかもしれません。しかし、どちらも今の私には高嶺の花です。せめて、マミヤ645用の80mm f1.9が欲しいと思うのですが、年金暮らしの現状では、それも叶いません。当分はこのNIKKOR 85mm f1.4で我慢しましょ! 笑)




The tree which a root coils itself round f1.4
開放も捨てがたいので比較してほしい。こちらのほうが日差しの当るタイミングが良かった。Nikkor 85mm f1.4(開放)1200dpi
等倍画像はこちらhttps://www.flickr.com/photos/46505679@N04/16431988921/sizes/o/in/photostream/



























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森の中の撮影は難しい



Forest of the valley, Biogon Diaphragm opening
SWC Biogon 38mm f4.5(f4.5)+ Angle control, 1200dpi
等倍画像はこちらhttps://www.flickr.com/photos/46505679@N04/16359747202/sizes/o/in/photostream/




最近、16日間無料の映画やTVドラマにはまってしまって、すっかり更新を忘れていました。この頃の屋久島の天気はずっと愚図ついていて、太陽が出る確率は週一程度なのですが、その貴重な晴れの日に、久しぶりで横河渓谷の森に入りました。渓谷沿いの森の中には絵になる樹木がそこら中にあるのですが、なんとしても感度が足りません。そこで、少しでも明るい所を探したら、苔魅した石に絡む樹木の根があったので、ビオゴンで狙ってみました。最初はf8でプレスキャンしてみると、かなりアンダー気味なのですが、かまわず本スキャンして、直ぐさまPhotoShopでレベル補正し、等倍まで拡大すると、著しいノイズが出ました。となると最後の手段はビオゴンの開放f4.5となります。あまり試したことのないビオゴンの開放ですが、どのぐらいの深度を得られるのか興味のあるところです。試してみると、ノイズはかなり改善しました。時々現れるシャドウ部の波状ノイズがちょっと気になりますが、原因は現在調査中です。さて、問題の深度はどうでしょう? まあ、想像したよりは深度が深いようです。画像の上下を切ってパノラマにすれば使えるレベルと思うのですが、この際、ノートリで掲載しました。次はNikkor 85mm f1.4で試してみよう! やはり森の中の撮影は難しいものです。


























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再び東京タワー



Tokyo Tower of the setting sun
Compact YAKUSCAN, 500CM, Planar C100mm f3.5(f5.6), 1200dpi
等倍画像はこちらhttps://www.flickr.com/photos/46505679@N04/15591597683/sizes/o/in/photostream/





東京滞在の最後に再び東京タワーを撮りました。今年は晴れていたのは良いのですが、着いた時は既に夕暮れでした。この後の夜景もトライしましたが、残念ながらYAKUSCANの感度の限界で撮れませんでした。しかし、後から考えてみると、85mm f1.4という手段もあったのです。そのことに気づいたのは屋久島に戻ってからでした。悔しい! ところで、後で気づいたのですが、タワー第一展望台の右下に見えるオードリーの顔がとても素敵です。これはいったい何の広告なのでしょう?





Tokyo Tower which was lighted up
Flickrではこちらにフェバリットが付いたので、追加しました。等倍にすると、画像の暗部に著しいノイズが出ています。
等倍画像はこちらhttps://www.flickr.com/photos/46505679@N04/15589057264/sizes/o/



























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ポートレイトの勧め

 



Portrait of father
UMC+コンパクトYAKUSCAN Nikkor 85mm f1.4(開放f1.4)300dpi
等倍画像はこちらhttps://www.flickr.com/photos/46505679@N04/15548592904/sizes/o/




実家の父は、今年91歳になるのですが、現在もかくしゃくとしています。そんな父の姿を、UMCボディにニコンの85mm f1.4を付けて、開放で撮ってみました。解像度モードを高速の300dpiに設定すると、スキャン時間は約13秒でした。ちょうど正月番組のテレビを見ているところを、無断で失敬しました。このスキャンスピードなら、僅かな動きも止めることができます。ポートレイトを撮るなら300dpiが一番確実でしょう。よく誤解されるのですが、スキャナカメラの13秒とは、通常のカメラのバルブ13秒とは全く意味が違うのです。極細のラインCCDはちょうどスリットカメラのように画面を横切ります。この場合、約3.8mm/秒ぐらいの速度になるのですが、このスピードなら少々の動きも違和感なく画像を繋げてしまうのです。したがって、モデルの方に「動かないで」なんてお願いすることもありません。その時、あまりにも急な動きをされて、像が流れてしまったらもう一度スキャンすれば良いのです。YAKUSCANでは動くものは撮れないと思っていた方も、これで、見方が変わるのではないでしょうか? さて、300dpiの画像は、ほぼ900万画素なのですが、その画像はいわゆるベイヤー型CCDのカメラとは違って、とても素直な描写をします。それがラインCCDの最大のメリットと言えるのです。




Nikkor 85mm f1.4
今回はハッセルを使わず、このスタイルで撮影しました。
























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あけましておめでとうございます。




2015 New Year.2400dpi
等倍画像はこちらhttps://www.flickr.com/photos/46505679@N04/15982962180/sizes/o/





今年は思い切って、3億9600万画素(ほぼ4億画素)の超解像度で、実家の床の間を撮ってみました。当然ながら、7分の露出の間に障子越しの明かりも微妙に変化して少々のムラが出ているのですが、これも時間を写し込むという醍醐味なのでしょう。さて、等倍画像の閲覧は、PCのメモリーに余裕がないと、ちょっと苦しいかもしれませんよ!

































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