縦位置撮影


縦位置撮影



スキャナカメラを縦アングルにするとレールが縦になり違った負荷がかかります。テストの結果問題ないようです。今のところベルト駆動は順調です。押し入れを探していたら、昔使っていたタングステンライトが見つかりました。これで、ライティング用光量は少しupできます。しかし、コンバージョンのブルーフィルターをはさんでも、かなり赤浮きします。赤外線も出ているかもしれません。フォトショップでいろいろレタッチして、まだ、アンバーが残っていますが、これを取ろうとするとb&w写真に見えてしまうのであえて残しています。600dpiで撮影。
ちなみに、このレンズは10年ほど前、日本ではなかなか入手が難しいので、ebayで落札して、ニューヨークがら届いたものです。受注生産のSuper Angulon 210mm f8です。最大級のSuper Angulonだと思います。下においてあるのが、FidelityのMEDICAL CASSETTEのホルダーで、おそらくレントゲン用ホルダーの転用で、サイズは11×14inchというものです。8×10の約2倍の面積があります。これにFUJIのベルビアを入れて撮影していました。今はベルビアが入手できないので、プロビアを使っています。これをA3ノビのフラットベッドスキャナで取り込むと、まさにGIGAPXL PROJECT(http://www.gigapxl.org/project.htm)になります。私は17年前からやっていました。(ちょっと自慢、笑)しかし、おそらく、今でも業務用デジカメを超える画質だと思います。GIGAPXL PROJECTはネガを使っているので、階調ではまけているかもしれません。とにかくカメラ機材が重いので、最近は体力が厳しくなってきました。それで、スキャナカメラを作ることを考えたわけです。