ギアユニット着手。

Part production of gear unit


ベルト駆動とボールネジ駆動どちらが良いのか?いろいろ考えましたが、たとえば小型CNCなどはほとんどがボールネジを使っているようです。これらの工作機では駆動ステージにかなりの負荷がかかるためにトルクの大きいモーターパワーで駆動させるには都合が良いシステムなのでしょう。S620のモーターはギア減速はしてはいますが、ボールネジをスムーズに動かすにはモーターのトルクに余裕がないように見えます。ボールネジ駆動はネジ受けナット部分でバックラッシュが起きることが欠点といえますが、これを相殺するために樹脂製のナットなどを使います。しかし、そうすると抵抗が増しモーターのトルクに頼る事になってしまいます。これに対してスキャナ製品は負荷も少なくて大きなトルクを必要としないのでベルト駆動が多く採用されているように思います。例外的にBetter Lightというスキャナカメラ製品はボールネジを使っていますが、やはりモーターもそれなりにトルクのある大きなものを使っているようです。これらの理由から私の2号機は1号機同様にひとまずベルト駆動を選択することにしました。私は機械工学が専門ではないので、これは最終結論ということではなく仕上がって精度が出なければまたその時点でボールネジ化も改めて考えるかもしれません。ということでベルト駆動を前提にしたギアユニットの製作をスタートしました。上の写真は旋盤で削り出したギアユニットの部品です。意外に増えてしまいました。仕事の合間で少しづつ進行中です。この後仮組みして、形が見えてきます。


The hole is made.

加工したギアの取り付けのために、最終ギアの軸に穴あけ後タップでネジ切りします。




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