組み付け完了
前回作った部品を組み付けました。S620のギアユニットはF500に比べて格段に精度と剛性が良くなっているようです。ギア軸径は5mmもあって頑丈にできています。しかし、そのためにギアの加工には少々苦労しました。S620の最終ギアの上に16歯のギアを接着するのですが、その接着強度を保つように工夫しました。また、この最終ギアの下に付いているベルト用の歯付きプーリーを極薄のノコでスライスしてそれを80歯の追加ギアの上に接着固定しました。それぞれ内径が違うので旋盤で補助リングを削り出してそこに接着することで強度を保っています。ひとまずS620のベルトを使用することで、結果は最終ギアに対して正確に1/5になっています。比較的コンパクトに出来ました。スキャナカメラの宿命なのですが、駆動させてみないと縦横比が正確になっているか解りません。したがってこれは仮組ということです。大きな誤差が出た場合は歯付きプーリーの変更などで調整しようと考えています。とりあえずギアユニットの形体が決まったのでこれから各部のレイアウトを考えます。そろそろ図面を起こさねばなりなせん。まだまだ始まったばかり、これからが愉しみです。急がず少しづつ進行します。
S620のオリジナルモーターユニット
これがカメラ用に構成した1/5のユニット
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