PC Nikkor 35mmの三脚座完成


Tripod collar completion

三脚座が出来ました。今回はクイックシュー専用にジュラルミンブロックから丸ごと削りだしています。





Focus food

これも自作のフード付きのピングラをつけてみました。正確な構図はこれが一番です。






その後、懸案の自作SWCの三脚座ができました。応急対策としてシェーディング補正用LEDのディフューザを外して、画角の違いを見る為に同じ工場跡の同じポジションから撮ってみました。今日は風が微風で太陽も安定して、撮影は随分楽でした。下の写真がPC Nikkor 35mmの画像です。一応本家SWCも合わせて撮ってみましたが、フォトショップのマスク補正をしています。たった3mmの違いですが、画角では随分広く写っています。2号機のフォーマットは天地が645サイズより大きいので四隅がやや落ち込んでいます。イメージサークルをギリギリで使っているので、フィルターネジは使えません。IR/UVフィルターをテープ止めで取付けました。さて、その描写ですが、SWCと比較すると線が細いというかコントラストが弱く、おとなしい写りです。ディストーションは良く補正されているようです。しかし、この程度であれば画像処理でなんとかなりそうです。SWCが本来の性能を出せないので、しばらくは代用ワイドレンズとして使ってみようと思います。また、色ズレがまた出ています。SWCは空の部分にレタッチを加えたので色ズレを消してしまいましたが、PC Nikkor 35mmの方は補正していないので、現象が顕著です。左の壁の空に接するエッジ部分に出ています。このようにコントラストの激しい境目に出現します。駆動はなめらかになっても境目に添って連続的に色ズレが出てくるのは、どうやら機械的誤差だけではなさそうで、なんらかの光学的な現象にも見えます。1号機からこの現象が悩みで、未だナゾになっています。原因が解らないので解決の方法がなかなか見つからないのが現状です。いずれ精密なチャートなどを作成してもう少し調べてみようと思っています。






NIKKOR PC35mm

これがPC Nikkor 35mmの画像です。原因不明の色ズレが出ています。





SWC38mm

SWCの画像ですが本来の性能が出せません。いろいろレタッチしています。





Fisheye SWC

これは古い自作カメラで、魚眼の付いた SWCです。20年も前に作ったものです。まだ、工作機械が限られていた頃のもので、仕上げがいまいちですね!シグマの魚眼が付いていて6×6サイズに円形の円周魚眼像が撮れるようになっています。これには三脚座の出っ張りがないので、すぐに取付けできます。いずれ魚眼像もこのスキャナバックに付けて撮ってみます。お楽しみに!



Fisheye SWC Side

横から見てもかなりコンパクトです。







写真の見方について:ここに掲載の写真ではスキャナカメラの実力が伝わりませんので、写真をクリックしてください。Flickrに飛んだら、写真左上のActionsの中からView all sizesを選ぶと各サイズの写真が見られます。一番右側のOriginalが最大サイズです。しかし、残念ながらサイズ制限があるので、実際の画像サイズまでは掲載できません。

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