3度目のギア交換






The third gear exchange






その後、注文していた3つ目のギアが届きました。中途半端が気になって我慢できずに、もう3度目の正直でギアを交換しました。1号機でテストしたように手持ちの一番大きなレンズを正面から撮ってみました。画面を正方形にトリミングして、フォトショップの円ツールで3ピクセルの赤線で真円を重ねてみました。誤差は限りなく0に近いです。1号機は+0.5%でしたが、今回は撮影の誤差を考えても+-0.1%クラスを達成できたようです。前回は大小のギアをセットで特注しましたが、小ギアは取付けのためのビス止めフランジが付いているのでそのまま使用しています。やってみなくては気の済まない私の性分ですが、縦横比誤差をなくしてもやはり原因不明の色ズレは残っています。しかし、駆動は明らかに滑らかになっています。その秘密はモジュールにあります。私はひとつ仮説をたててみたのです。このスキャナカメラは製品の1/5になっています。理論的にはギアのモジュールも1/5にすれば、本来のなめらかさが出せるのではないかと考えたのです。しかし、それにはギアユニットを丸ごと新たにモジュール0.1クラスの精密ギアで作り直す必要があります。資金に余裕のある方なら、時計工房などに特注をしてみてはいかがでしょうか?この仮説が正しいとすれば、製品同様になめらかに動くものと思われます。私の場合は資金に余裕がないので、追加ギアのみモジュールを少しだけ小さくしています。これでも見た所かなりなめらかに感じます。これで私の2号機もいよいよ完成に近づいてきました。なお、CCDの首振り機構の組み込みはフレームサイズに余裕がなく、設計上も最初から組み込みを想定して作る必要があります。F500を使う事も考えましたが、デジタルバックのスタイルではCCD基板の幅が広いので、首を振ると干渉して使えないことが解りました。やるとすると、S620か又は他の幅の狭いCCDの機種を探して3号機で実現というところでしょうか?今は2号機の外装のドレスアップを考えています。平行して色ズレの問題も少し追求が必要のようです。










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