CCD 傾斜機構に挑戦 2




Assembly of operation part

ジュラルミン板の上に仮組みしました。







軸受け金具にCCDが乗りました。一軸2点支持のシーソーが完成しました。(上の写真) しかし、はたして誤差はどのぐらいあるのでしょうか? そして、どうやって精度を計れば良いのでしょうか?いろいろ考えて思いついたのが、撮影による定点観測という方法です。正面と傾斜8度の両サイドを定点で撮影してそれをフォトショップのレイヤーに重ねます。最初は縦位置に撮影してみました。(写真1) レイヤーの透明度50%で3点合成しました。稼働状態が解り易いと思います。(写真2) 次に横位置にして俯瞰撮影で同じようにやってみます。(写真3) 結果を拡大してそれぞれを平行に並べました。(写真4) 結果としてはまあまあかな〜という感じです。これ以上計測精度を出す為の方法が見つかりません。解ってはいましたが、それほどにCCD12ラインのセンターに軸を合わせるのは難しい事です。あとは取付けてみないと解りませんが、等速運動しているステージの上で傾斜すると、いったいどんなことが起きるのでしょうか? いろいろ心配ではありますが、この後はマイクロメータでCCDの平行確認と高さが図面通りになっているか確認します。そして、次は取付けの方法を検討してみたいと思います。さて、これが2号機に入るのか?、また傾斜はスムーズに動くのか?・・・。








写真 1
It sees at the length position.

軸受けの山型のラインはフライスで削るのが面倒なのでヤスリの手仕事です。おかげで左右のテーパーが合っていませんね!




写真 2
Confirmation of operation error margin

中央に1ピクセルの線を入れてみました。。実はこんな角度で覗きながら何回か微調整しています。アナログですね!




写真 3
Layer synthesis in photoshop

フォトショップのレイヤー画面です。角度を変えて撮影すると照明が変わってなかなか同じトーンにするのが難しいのです。




写真 4
Confirmation of fixed point error margin

画面左が水平状態でもともセンターは上側に寄っています。中央が下側に傾斜。右が上側に傾斜。表面保護ガラスの屈折も考えられるのですが、これが、現在の誤差です。しかし、どの程度のレベルの誤差になっているか判断ができません。やはり最後は撮ってみなければ解らないのです。














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