ニコンの主力レンズ


Two main force's lenses

この2本が今後使えそうな主力レンズ。300mm f2.8も良いのですが、少々重いのが難点で主力からは外しました。






私の手持ちのニコンレンズの中でほとんどフルサイズに撮影できる主力レンズが決まりました。一つは80mm f1.4です。このレンズはコンタックスプラナー80mm f1.4と比較しても同等の性能があります。厳密には300mm f2.8よりもカバー範囲は僅かに大きく無限位置でも画面四隅がかすかにケラレるだけです。浅いピンの表現には大変有効です。(写真1) そして、もうひとつはマイクロニッコール55mm F2.8です。これはレンズ後部が独特の形にカットされていて、その形が画面に入ってしまいます。(写真2.3) そこで、この部分を取り外してみたら、画面をカバーする事が解ったので、フライスで拡張加工をしました。(写真4.5) このレンズは撮影距離が30cm以内の接写時に画面をカバーします。しかし、それ以上の遠景ではケラレが大きくなって通常撮影ではカバーしません。改造後に撮影したものが(写真6)です。また、IR/UVフィルターはニコンアダプターの中に入ることが解ったので両面テープで貼付けました。(写真7)






写真 1
Image of 80mm f1.4

80mm f1.4の画像です。室内でインバータ蛍光灯を使うと開放では明る過ぎるので照明の距離を離しましたが、それでもまだ明るいのでしかたなくf2.8で撮りました。このレンズは屋外の薄暗いところで活躍しそうです。









写真 2
The back of 55mm lens

これが55mm f2.8のレンズ後部です。独特な形の開口部になっています。







写真 3
Original Micro NIKKOR 55mm f2.8

55mm f2.8の画像です。充分な解像ですが、独特な形でケラレてしまいます。実は傾斜機構用のCCD基板の再配線はもう出来ています。線材は0.2mmのUEWです。いずれこれを取付ける予定です。これは少し前に撮ったもので、センターが右に寄っていますが、現在の2号機は光軸のセンターに調整しました。







写真 4
Enhancing in openingjpg

フライスで開口部の拡張加工をしました。







写真 5
It has processed it.

加工後の部品。ここまで削りました。瞬間絞り込み機能は健在で、ニコンボディでも元通りに使用可能です。







写真 6
Image of Remodeled 55mm

これが、改造後の画像です。ほんの僅かに四隅がケラレていますが、これだけカバーすれば充分です。







写真 7
UV filter is built into. jpg

IR/UVはニコンアダプターの中に両面テープで仮止めしています。この状態でレンズ交換はどれでもOK!

















写真の見方について:ここに掲載の写真ではスキャナカメラの実力が伝わりませんので、写真をクリックしてください。Flickrに飛んだら、写真左上のActionsの中からView all sizesを選ぶと各サイズの写真が見られます。一番右側のOriginalが最大サイズです。しかし、残念ながらサイズ制限があるので、実際の画像サイズまでは掲載できません。

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