次の構想






長らくのご無沙汰でした。屋久島のこの時期は毎年天候が悪く年が明けてもずっと荒れ模様です。もう少し写真を撮って掲載しようと考えていましたがチャンスに恵まれませんでした。そんな訳でずっと家に隠っていろいろな事を考えていました。実は去年の暮れにこれまでの唯一の収入源のアルバイトの仕事が余儀なく終了してしまいました。そこで、次の仕事を探していたのですが、屋久島ではなかなか仕事が見つからないのです。そんな時に私のFlickrサイトにイタリアに住む人から「自分にはスキャナカメラを作る技術がありません。しかし欲しいと思っています。あなたはこのスキャナカメラを売ってくれませんか?」というコメントがありました。「今は売る事は考えていません」と答えておきましたが、その時ふと考えたのです。生活が厳しいのならこの際、スキャナカメラを売って生活の足しにしてみようかということです。そんな訳で、3号機は本来スペシャルな1品製作の計画でしたが、思いっきり軌道修正して量産性という条件を追加することにしました。しかし、これがやってみると大変難しい事なのです。私に潤沢な資金があればともかくも、ギリギリの生活をしながら製品開発をしようというのですからかなり無謀な事です。基本になるリニアガイドも同じものを複数用意するのは負担が大きくなります。スキャナだって複数用意するのはもっと大変です。そんなことを考えながら年が明けてしまいました。その後、なんとか知恵を絞って量産型の設計が完成して、年始から製作を始めました。ここに紹介する機体はその量産試作機という位置づけになります。この後テストを重ねて所定の性能を確認して初めて量産をスタートする事になります。もちろん量産と言ってもハンドメイドでは1ロット2〜3台が限界です。現在、メカ部分は特に問題もなく完成しましたが、バッテリーや外装の仕上げなど、まだ決まっていないことがいろいろ残っています。さて、屋久島発の小規模スキャナカメラメーカーはどうなることやら!・・・よって今年の当ブログはYAKUのスキャナカメラ販売計画奮闘記ということになりそうです。どうぞ今後ともご支援ください。







The following machine. Completion soon.

現在ここまで出来ています。バッテリーや外装デザインはこれから考える予定です。一品ものなら簡単なのですが量産となると難しいのです。






Lineup

左から、これまで作った1号機、2号機、そして量産試作機はこんなに小さくなりました。
















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