デジタルバック型のLED照明 その2
ジュラルミンからの削り出しです。
表はこんな感じ
屋久島は最近、荒れ模様が続いていてでなかなかテスト撮影できません。そこで、LED照明用の小さな面光源ボックスを作ってみました。テストの結果は上々です。サイズはハッセルバック部の制約から、断面が4×4.5mmの中にLEDと拡散板を入れ、ボックスの内部は白くペイントして乱反射させています。4個のLEDはムラなく発光するようになりました。これによって白板への反射は必要がないので直接CCDの真上に置く事ができるようになりました。この場合も配線は並列接続にしましたが支障はないようです。実はこの方式は今回はじめて作るのではなく、1号機では既にこの方式を採用していました。ただ今回の場合はこの方式を取付けるためのスペースが限られていたために、小さく作ることが大変でした。最初はLEDを下向きに入れましたが、それでは拡散効果が足りずに4個のLEDの境目が出てしまいました。そこでLEDを上向きにすることで拡散効果が上がりやっと完成したのです。カメラ構造的にもシンプルにできるので量産機にはこの方式を採用したいと考えています。
発光はほぼ面光源になりました。
これは最初に作ったものですが、ハッセルの取付け状況が解ります。500CMのミラーが降りている状態で後部遮光板が閉じた状態です。もう これ以上のスペースは採れないのが理解出来ると思います。
ここまで小さくするのが難しいのです。
図面からもシンプルになっているのが解ります。しかし、許されるスペースはこれが限界なのです。
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