前面パネル





Mealing processing

アルミ鋳造といっても材質はどうやら金属カメラに良く使われていたシルミン系の合金のように思われます。加工性は抜群に良くバリなどは出にくいのでネジタップもきれいに立ちます。









その後、またシェーディング補正用LED装置を改良していました。そして結果的にはたった2個のLEDで理想的なものができました。改めて量産機用に加工するのでその時にそれを紹介するつもりです。これで、後回しにしていた前面パネルの加工に入れます。アルミ鋳造ケースといえどもハッセルへの取付けには正確な加工が必要です。今まで2号機も量産試作機も1.5tのジュラルミン板に加工していましたが、今回はケース表面の平面精度が出ているので直接ケースの蓋に加工することにしました。まず最初に蓋の裏のケースに入る出っ張りがあり、鋳造ですからここをミーリングして平面をださなければなりません。そして表面はこれまでどおりでさほど難しくはないのですが、裏側には鋳造痕などがあって、そこにハッセルの爪を固定するバーの通る溝などを加工することになり、これまで以上に複雑になります。(写真) 私の使っているフライス盤は卓上型なので、一気に全面を加工できません。箇所ごとに角度を変えて固定しての繰り返しで加工することになります。とても手間がかかります。これを加工業者に注文したら、いったいどのぐらいの料金がかかるのでしょうか?このパネルの加工でなんと丸一日かかりました。ああCNCが欲しい!効率を考えるとなんとも空しいものがあります。こんなところがミニマム工房の泣き所なのです。
















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