スキャナカメラの小型化について






Compact mass production machine

今、シェーディング補正用LEDを加工しています。そして、残る課題はアルミ素材への塗装ですが、新たに専用の塗料を注文しました。










もう完成も近いので、この量産機のサイズを計ってみました。610さんの2号機がかなりコンパクトですから、試しに体積を求めてみます。610さんのサイズは128×120×64mmで983040立方mmです。これを基準にさせていただきます。この量産機のサイズは180×120×50で1080000立方mmです。正確にはテーパーの掛かった分は差し引いていませんが、少し大きいようです。しかし、このカメラは2層構造でバッテリー及びDC/DCコンバータなど電源に関わる体積を出してみたら349463立方mmでした。これは全体のほぼ1/3を占めています。もちろんこの採寸では裏側にモーターユニットの一部が飛び出している分も差し引いています。これを全体から引くと730537立方mmとなり圧倒的に小さいことが解ります。ちなみに、一つ前に作った量産試作機のサイズは190×108×48mmで984960立方mmになります。ほんの僅かに610さんのものより大きいようです。しかし、私は大学の頃、少しID(インダストリアルデザイン)をかじっているのでこの場合、デザイン的に四角い箱になるのを嫌って、後ろを8×8mm45°で角を落としています。そして、この分を差し引くと972800立方mmになります。なんと!この角の差で、意外にも610さんの2号機より既に小さかった事が今になって判明しました。しかもこのサイズの中にバッテリーを内蔵しているのです。おそらく610さんの2号機が小さく見えるのは、正面から見たときの面積が小さい事で奥行きが目立たない事と、ブロニカECのカメラボディがハッセルよりひと回り大きいというのもあって、その対比で小さく見えるのだと思われます。なお、610さんの名誉のために触れておきますが、同じ機種のS620を使った私の2号機のサイズは163×136×57mmでこれも角を取っているので、差し引いて1226901立方mmでした。これはやや大きいですね!もう計算が面倒なのでやめておきますが、ここから単三型のニッケル水素バッテリー12本分の容積を引くとどのぐらいになるのでしょうか?興味のある方は計算してみてください。














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