過酷なフライス作業
想像はしていましたが、かなり大変でした。初期ロットが売れたら次回は外注を考えてみます。
前面パネルのフライス作業をしています。フライス加工ではまず、正確なケガキから始めます。私が使っているのは手動送りのお粗末なフライス盤ですから精度を保つには正確なケガキを頼りにすることになります。ケガキだけでも丸1日掛かりました。しかし、誤差を1/10mm以下にしたいので、かなりの集中力が必要になります。気を抜くと0.1mmぐらいは簡単に切り込んでしまいます。ルーペを覗きながらケガキの線にそって忠実にハンドルを送って行きます。1台分加工するのにおよそ5時間ぐらい掛かりました。連続してやっても一日2台が限界です。もう既に2本駄目にして、1本しかなかった1.5mm径のエンドミルを折ってしまったので、ハッセルの爪の通る溝がまだ未加工ですが、それ以外はやっと完了しました。さて、そろそろ最終段階に入りました。あとはLED装置を加工して、組み立てると初期ロットの5台が完成します。あと一息です。
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