最終調整





Reflector lighting

こんな状態で搭載しました。しかし、拡散効率が上がると低感度上限が犠牲になりますが、私はあくまでも画質優先と考えています。



New design of reflector

照明の投射角度が重要なのです。








もう一週間も最終調整をしています。微妙な設定で大きく変化するので、何処に定めるかが決まりません。そして時間をかけて作ったエッジライトLED装置をとうとう断念しました。屋外など光量があれば問題ないのですが、低照度下ではどうしても両端の光量減衰が出て微妙なグラデーションが入ります。そこで、久しぶりに1号機を分解して参考にすると違いは拡散板を入れていたことでした。要するに拡散効率が足りないのが原因のようなのです。しかし、スペース的に今の装置ではこれ以上の拡散はできません。さっそく図面を書き直してLED4灯による白板反射方式を再検討しました。しかし、前面パネルはエッジライト用に加工しているので、その同じ場所に反射板を組み込む必要があります。量産試作機の時は形状が複雑になってしまいましたが、アルミ鋳造ケースの蓋、つまり前面パネルの肉厚が約3mmあるので、この厚みを利用するとコンパクトに取付け出来る事が判りました。(図面)2mm厚の乳白アクリル板でより拡散して反射板へと光を送っています。実写の結果でも1号機の特性に近づいたようです。ここまで、1週間、うち徹夜一晩を要しました。やっと泥沼から抜け出せたような気がします。さて、あとはピントを出して完成ですが、これも忍耐の必要な作業です。工作が終ってほっとしたのは一瞬で、なかなか終りません。スキャナカメラの量産にはつくづく困難が伴うものです。








The final adjustment

F500のLED照明には最後まで泣かされました。デジタルバック化はS620より遥かに難しいのです。




















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