YAKUSCANセカンドロットその後
写真1
一円玉と比較すると小さいのが分かると思います。ルーペを覗きながらフライス加工しました。
久しぶりの更新です。セカンドロットについていろいろ考えていました。初期ロットの最終調整に手間取った経験から、こんな小さな部品をジュラルミンから削り出しました。(写真1) これは停止位置を簡単に調整するためのもので、フォトインタラプタ(位置センサー)に入り込むバーをネジ1本で出し入れできるようにしたものです。(写真2) 出し入れのストロークは約3mmほどですが、前回は両面テープでバーを固定していたので調整する度に貼り替えが必要でしたが、これで調整が簡単で確実になりました。現在は前面プレートの加工を再検討していますが、LEDの反射板の加工方法を少し変更したいと考えています。その後、必要な部品もほとんど揃ったのですが、F500の入手を後回しにしていたら、オークションの出品数が少なくなっていて、以前は中古業者が複数台のF500を持っていたのですが、最近は出品していないので在庫がなくなったのだと思います。仕方なく個人対象で次々に落札するのですが、屋久島は離島扱いで送料が高く付くので、困ったものです。そこでふと気になってF500の系列で次のバージョンになるF520の型番でオークション検索すると、出品数も豊富で金額帯もF500と変わりません。筐体の外観は色が違うだけで、形体はまったく同じに見えます。スペックを調べてみると、CCDが改良型のα-Hyper CCD IIになっていて、光学解像度が3200dpiになっています。27200×37440pixelで、なんと10億画素になります。リアル1ギガピクセルです。(下表) 当然ながら、これまでの調べでも市販レンズでは解像が届かないことに変わりはありませんが、YAKUSCANを改造することなく差し替えできるなら、テストしてみる価値はありそうです。それで早速F520を1台オークションで落札しました。現在は届くのを待っています。詳細はまた次回に!
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