YAKUSCANで嬉しい出会い







私には何人かの敬愛する写真家がいます。そのほとんどは海外の作家なのですが、もちろん国内にも私の好きな写真家がいます。私の前職はグラフィックデザイナーでしたので、仕事柄、コマーシャルの世界で活躍するカメラマンがいつも気になっていました。そして、中でも蓮井幹生氏の仕事には注目していました。いつか自分の仕事で、撮影を依頼したいと思っていた人物なのです。しかし、その後、私が仕事を辞めて屋久島に来てしまったので、その夢はとうとう叶わなかったのです。ある時、当ブログに良くコメントいただいているarataさんのブログのリンク一覧の中で、蓮井氏のブログサイトを発見し、以来その写真と文章はとても興味深い内容で、物語を感じるパンフォーカスのすばらしい写真表現、深い洞察力と多岐に渡る造詣など、いつも必ず読ませていただいていたのです。そして、初期ロットがやっと完売した頃でした。なんと、その蓮井氏ご本人から、YAKUSCANの問い合わせをいただいたのです。本当に驚きました。そして、その時、私は次の予定を何も決めていませんでしたが、思わずまた作りますよ! と答えてしまいました。そんなことがあって4ヶ月が過ぎた頃、セカンドロットが完成したのです。私は真っ先に、蓮井氏に完成の連絡を差し上げました。すると、蓮井氏は大変喜んでくださって、屋久島まで取に来られると言うのです。最初は社交辞令だろうと思っていたのですが、先日、なんと本当に屋久島まで、来られました。そして、その出会いはとても刺激的なものでした。私は夢中になってお話しを聞いていて、気がついてみると4時間が過ぎていました。屋久島でそんな写真の話が聞けるなんて、夢のような体験です。そして、私としては、恐る恐るYAKUSCANを差し出したのですが、そのとたん蓮井氏の表情はプロの目になっていて、真剣にその性能などを体験されていました。どちらかと言えば、操作の難しいカメラバックなのですが、その理解力は恐るべきスピードで、私の説明が追いつかないほどでした。今後、しばらくテストして、問題がなければ作品も撮ってみる。との事でしたので、とても楽しみです。こんな嬉しい出会いがあるのですから、作っていて良かったとつくづく思いました。いつの日か、蓮井氏の写真展でYAKUSCANで撮った作品が、大伸ばしにプリントされて展示されるのも夢ではないかもしれません。さて、報告が最後になってしまいましたが、YAKUSCANセカンドロットのF500モデル4台は、おかげさまで、完売となりました。購入された皆様に感謝したします。


写真家  蓮井幹生氏のブログ。
http://blog.mhasui.com/?eid=1100388#sequel
http://blog.mhasui.com/?eid=1100389#sequel








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