完成してみると、テレセントリックな等倍マクロ専用機でした。



Linkage completion
初めての構造なのでリンンケージにもそれなりに時間がかかりました。既に解ってしまった性能ですが、私としてもどんな画像か見てみたいという興味だけが原動力です。






リンケージが終って撮影が可能になりました。(写真上)しかし、最初の図面の裏表の錯覚で、スキャン方向を間違えたようですが、ユニットを左右対称に作っていたので、取付けを180度回転して問題解決です。一応、いろいろなレンズを付けて撮ってみましたが、中距離及び遠距離の撮影はすべて、水平に流れる模様だけで、まったく普通の絵にはなりません。唯一、等倍のマクロにしてみると、それまでが嘘のように、素晴らしい等倍画像が現れるという世にも不思議なカメラになってしまったようです。(写真下)テレセントリックに関しては、レンズのテレセントリックとは違って、かなり明るい照明で絞り込まないと、なかなかパースのない様子を見る事は難しいようです。また、ちょっとした悪戯ですが、三脚の雲台に乗せてレンズシフト中(スキャン中)に手動で時計方向にパンすると画像が現れました。(写真下)レンズシフトとスイングパノラマの複合作用で、像になるようです。しかし、スイング式には興味がないので、これについては深入りは止めておきます。さて、このプロジェクトはこれで終ってしまうのでしょうか? いえいえ、このままで終らないのがねちっこいYAKUの性分なのです。この筐体に少々手を加えて通常撮影の可能なものに仕立て直すべく、既に次の展開を考えています。引き続きご期待ください。






Double macrophotography such as Telecentric
等倍マクロとしての性能はなかなかのものです。しかし、テレセントリックに写る被写体が見つかりません。華道で使うケンザンのようなものが良いかもしれません。






It panned by manual operation.
中距離や遠景の撮影はまったく駄目ですが、ちょっと悪戯で、スキャン中にパンしてみました。走行中の電車を真横から撮ってみたいが、屋久島には鉄道がありません。


















写真の見方について:ここに掲載の写真ではスキャナカメラの実力が伝わりませんので、写真をクリックしてください。Flickrに飛んだら、写真左上のActionsの中からView all sizesを選ぶと各サイズの写真が見られます。一番右側のOriginalが最大サイズです。しかし、残念ながらサイズ制限があるので、実際の画像サイズまでは掲載できません。


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