ライツズミクロンの解像度


L Summicron 50 f2 (f2)1200dpi
写真1 ズミクロン50mmf2開放の撮影は大変シビアです。解像するのは中心部だけです。1200dpi。




長い間、更新が途切れてしまいました。その後、テスト撮影をしたのですが、ズミクロンの解像度を探るべく、f2開放でピントを合わせするのですが、それがとてもシビアで、合っているのかどうかなかなか確信が持てないでいたのです。25倍のルーペでピンを確認するのですが、ボディ側の誤差が出るのです。モニターで確認してもなかなか判断が難しいのです。増してや晴天でf2開放で撮るにはNDフィルターを3枚重ねて約6段分の調整が必要になるのでCかぶりになります。今回作った専用ボディで、蛇腹の中に7.5センチ角のNDフィルターを入れたのが原因かもしれません。どうにかこうにか撮ってみました。(写真1)次に中央部赤線の範囲を2400dpiで撮影しました。(写真2)以前、電塾で2400dpiは意味がないと書かれましたが、解像度の高いレンズを使えば明確に違いが現れます。比較用にハッセル50mmで撮影し(写真3)、比較してみました。(写真4)それぞれの写真の左下に画面の拡大率が出ていますが、1200dpiでの等倍を超えて160%で同被写体サイズにして比較ています。645クラスのイメージサークルがあって、このズミクロンの中心部ぐらいの平均解像度を持つレンズはないものでしょうか?あったら欲しいな!




L Summicron 50 f2 (f2)2000dpi
写真2 上の写真の赤線部分を2400dpiで撮影し、2000dpi相当にリサイズしています。中央部は明らかに解像しているようです。




H Distagon 50f4(f4)
写真3 同焦点距離の比較のため、ハッセルディスタゴン50mmf4で撮影しました。NDフィルターはフロントに2枚取付けました。




Comparison of the resolution
写真4 この比較をみれば、違いは明かです。解像度の高いレンズには2400dpiモードは充分有効なのです。
















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