モーターギアユニット完成



Five were completed.
最初はギアユニットから着手。微調整なしで完成しました。一安心です。白いギアはF520用のギアのみ流用したもので、ギア比はまったく同じ結果になります。





スキャナカメラの製作では、いつも最初にモーターギアユニットの製作から始めます。なぜなら、これが精度を保つ心臓部になるからです。既に製作を終えているギアシャフトも出来る限りの高精度で作っている事は言うまでもありません。部品によってはある程度の誤差も許されますが、この重要なモーターユニットの製作はいつも気がぬけません。ファースト、セカンドロットの時は最終ギア軸用の穴をひとつひとつ開けていたのですが、この方法ではどうしても誤差が出て、組み上げた後に微調整が必要でそこが、製作上のいつもの悩みでもありました。そこで考えた末に、今回は正確な位置に確実に穴開けできるように、専用ジグを作ってみました。(写真1)オリジナルの最終ギア軸を抜き取り、(写真2)その穴にこのジグのダボピンを差し込み、ガイド穴に合わせて穴開けするのです。(写真3、4)これはうまく行きました。合成ギアを製作して、(写真5)組み上げて、すべてのギアで微調整の必要がなく、見事にギアの噛み合いも正確に機能していました。大成功です。(写真6)これも、ファースト、セカンドロットの経験が役に立ったということですね!





Jig for the perforators of the gear axis
写真1 今回始めて採用した、正確な位置に穴をあけるためのジグです。



I pull an original gear shaft
写真2 オリジナルのギアシャフトを抜き取ります。右にあるようなものを台座にして裏からポンチでたたくと簡単に抜けます。



I pay a guide and make a drilling
写真3 ジグのガイド穴にドリルを差し込んで穴開けします。 



A hole became vacant at the correct position
写真4 穴があきました。



I make a synthetic gear
写真5 事前に作っていたシャフトをガイドにして、合成ギアを製作します。このギアを作るためにF500がもう一台必要になるのです。



I build all and am completed
写真6 組み上げるとギアは正確に機能しました。サードロットではこれを倒立にしてフロントパネルに取付けます。
















Google translate English)

http://translate.google.com/translate?hl=en&ie=UTF-8&sl=ja&tl=en&u=http://d.hatena.ne.jp/YAKU/&prev=_t&rurl=translate.google.com&twu=1