フロントパネルの遮光仕上げ
ハッセルのフック穴に蓋をしました。これで、遮光は完璧です。テーパーにしているので、スムーズにハッセルを装着できます。
これが最後のフライス加工です。組み立ての前に、もうひとつ部品を作りました。ハッセルのフックの入る穴を塞ぐカバーです。従来は金属で作っていましたが、目的は遮光なので強度の必要はありません。そこで、サードロットでは黒の塩ビ樹脂をフライス加工しています。(写真1)また、その取付けもパネル表面にネジを出したくないので、今回はG17ゴム系接着剤で貼付けることにしました。こんな部品を量産するなら、型を作って樹脂成型することになるのでしょうが、当マイクロファクトリーではこれも、わざわざ手作りしなければなりません。とても面倒です。また、この機会にハッセルのギアホールも塞ぎます。(写真2)ここはボディ後部で塞がるので、遮光の必要はないのですが、あくまでも美観にこだわるためです。材料には0.3mmのカーボン板を使いました。さて、次はここにLEDユニットやモーターギアユニットを取付けて、フロントパネルの作業は完了します。これでやっと組み立てが残るばかりです。
写真1 黒塩ビ樹脂は粘るので、フライス加工は大変です。デザインカッターやヤスリを併用しながら成形しました。
写真2 0.3mmカーボン板でハッセルのギア穴をカバーしました。
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