YAKUSCAN in TOKYO




Tokyo Tower, Planar 100mm f3.5(f11)1200dpi
写真1 2400dpiで撮影し、1200dpiにリサイズしました。ハッセルプラナー100mm f3.5(f11)
等倍画像はこちらhttps://www.flickr.com/photos/46505679@N04/10359815383/sizes/o/in/photostream/





1週間ほど所用で実家へ帰省していました。途中、高層ビルから東京の風景を撮ってみようと思い立って、羽田からモノレール終点駅の浜松町、世界貿易センタービルの40F展望台に寄ってみました。あいにくの曇り空ですが、YAKUSCANをテストするには絶好の風景です。とりあえず、解像度の高いプラナー100mmで東京タワーをメインにビル群を狙います。(写真1)いきなり2400dpiで7分間の撮影から始めました。東京タワーは現在、改修工事をしているようです。また、タワーの左奥にある六本木ヒルズの屋上に何故か人がいるのが等倍にすると見えてきます。これはおそらく1億画素を超えないと見えない世界でしょう。しかし、2400dpiでは気になる微振動が写っていました。何度か試してみましたが、どうしても同じ揺れが写ってしまうのです。その揺れを2400dpi画像から等倍でクロッブしました。(写真2)輪郭のエッジにのこぎり状のギザギザが見えます。 この現象を私なりに考えてみましたが、被写体全面に同じような揺れが写るということは、どうやら被写体ブレではなく、貿易センタービルそものもが揺れていることになります。勿論、その場にいる私にもまったく感じられないほど微細な揺れなのです。おそらく高層ビル特有の微振動なのかもしれません。試しにこの画像を1200dpi相当までリサイズしてみると、等倍まで拡大しても振動は判別できなくなります。要するに1200dpiで撮影すれば、揺れは写らないということです。そこで、次にSWCを持ち出して、1200dpiで撮ってみました。予想どおり揺れは写っていません。(写真3)東京タワーばかりではつまらないので、今度は海側の方向に移動して撮ってみました。(写真4)ちなみに今回掲載した3点の写真を等倍で観察すると、ところどころ画像が甘くなる箇所がありますが、これはYAKUSCANの問題ではなく、展望台のガラスにムラがあるからです。見る角度によって像が歪むのが目視でも観察できました。国際貿易センターは古いビルなので仕方ないですが、最近の高層ビルのガラスは良くなっているのでしょうか?





Slight vibration of the same period by 2400dpi
写真2 国際貿易センター展望台には微振動がありました。おそらく他の高層ビルにも同じことが言えるかもしれません。





Tokyo Tower, H.Biogon 38mm f4.5(f11)1200dpi
写真3 ワイドにするとさらに迫力が出ます。SWC biogon 38mm f4.5(f11)1200dpi
等倍画像はこちらhttps://www.flickr.com/photos/46505679@N04/10359815413/sizes/o/in/photostream/




The sea side of Tokyo, H.Biogon 38mm f4.5(f11)1200dpi
写真4 貿易センターから見る東西方向。SWC biogon 38mm f4.5(f11)1200dpi
等倍画像はこちらhttps://www.flickr.com/photos/46505679@N04/10360010186/sizes/o/




















Google translate English)

http://translate.google.com/translate?hl=en&ie=UTF-8&sl=ja&tl=en&u=http://d.hatena.ne.jp/YAKU/&prev=_t&rurl=translate.google.com&twu=1