YAKUSCANの次世代ギアユニット試作


New gear unit
次世代型のギアユニットができました。これで、F500製YAKUSCANの復活もあるかもしれません。





パノラマを試作してからというもの連続4回の色ズレは精神的にも疲れるものでした。そろそろ、先の見える確実なプロジェクトを考えたいものです。それで、とりあえず従来の比率のギアユニットを作る事にしました。但し今回は、F500の純正ギアは1台分のみで、追加ギアには市販のギアを使う事にします。できれば前に使ったモジュール0.3mmが素晴らしくなめらかな動きなのですが、目的の歯数13:78歯の組み合せがこの系列では揃わないのです。そこで、便利なラジコン用のギアを使うことにします。なかでも比較的ピッチの小さい64ピッチ規格で探してみました。それでも78歯はすぐに見つかるのですが、13歯がなかなか見つかりません。しかし、めげずにラジコンショップを徹底的に当たったら、やっと見つけました。どうやらこれは珍しい歯数のようなので、即座に在庫分を買い占めました。そして、試しに1台組んでみたのが上の写真です。ギアを固定するために、ホイール状になったアダプターをそれぞれ真鍮素材から旋盤で削り出すので、純正のギア組と比較すれば大変面倒な作業なのですが、貴重なF500を効率良く活用するためには仕方のないことです。さて、このギアユニットを組み込んで、前回の図面を修正してみたのですが、長辺がなんと26.2mmも短縮できる事が解ったのです。4×5国際規格ですから、カメラ接地面の幅は120mmになっていますが、本体の幅は108mmなので、接地面以外のボディサイズは108×158mmとなり、従来のYAKUSCANよりも、ひと回りコンパクトになるのです。これはパノラマの長いレールを収納させるために捻り出したモノコック構造が幸いしているのでしょう。これから、各部の部材を再加工して、コンパクトな4×5ボディに作り替えて行きます。もしも、この4×5バックが上手く行けば、製造台数だけのF500でYAKUSCANができる訳ですから、再販売も可能になるかもしれません。























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