密封型4×5プロトタイプついに完成
極小の感度つまみを新たに製作しました。これでやっとバランスが整ったようです。ハッセルタイプと違ってシンプルな事この上なし。
これまで使っていた感度つまみは、市販の中でも小さい部類なのですが、今回は少し大きく見えてバランスが悪いようです。そこで、真鍮素材から削り出して、もっと短いものを製作し、黒ちぢみ塗装で統一しました。これでバランスがとれました。そして、最後に懸案のABSカバーの塗装も無事に終了しました。ビビットなカラーも一応考えてみたのですが、今回は塗料の都合もあり、シックなライトグレイでまとめてみました。(写真1) これで、すべての加工が終了となります。一時はパノラマの迷宮にはまってしまい、随分と時間がかかりましたが、ここに来て、やっと密封型4×5YAKUSCANプロトタイプの完成です。(写真上) また、従来の歴代YAKUSCANとサイズを比較してみました。かなりコンパクトですね!(写真2) さて、今回はまだ仮組みなのですが、この後、最終のピント調整とテスト撮影を済ませなければなりません。4×5判では接地面からピント面までが公称5mmということで、余裕だと思っていましたが、1.8mm厚のUV/IRフィルターを装着してみると、以外にもフィルター押さえ金具がCCD保護ガラス面に干渉ギリギリでした。今は前ピンにならないようにただ祈るばかりです。
写真1 ABSカバーの塗装は手持ちのラッカー系を使いました。塗料の食い付きは抜群です。
写真2 従来のYAKUSCANとのサイズ比較です。歴代最小に仕上がりました。
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