4×5YAKUSCAN デザインとコストのバランス
4×5規格の前面パネルをパース図にしたもの。これは私のフライス盤でもできますが、相当な量の切削ゴミが出そうですね!
外注を前提に4×5YAKUSCANの最終デザインを考えていたのですが、好みのデザインに仕上げるのは、なかなか難しいものがあります。以前の構想で、3つの部材のパース図をFlickrに上げておいたのですが、このデザインでは思っていた以上にコストがかかりそうなのです。基本的に外注するのは、ボディ外装とUV/IRフィルターだけなのですが、それでもメカ部分のコストとあまりにもバランスが取れません。アルミ素材のCNC加工から板金曲げ加工、そして、アルマイト処理までを外注すると、当然、その分は価格に上乗せしなければなりません。しかし、私としては、出来る限り従来からかけ離れた価格にはしたくないのです。そこで、UV/IRフィルターとアルマイト処理のみを外注とした場合、その他のアルミ加工は自分で出来る範囲に手直しが必要になります。例えば、サイドパネルはCNCを前提にしているので、角Rなどの部分が、私の手送りフライス盤では加工できないのです。また、バックカバーのR曲げも当然、当工房では不可能です。さて、どうしたものか? もう一度、全面的にデザインを見直して、そろそろまとめなければ、と思うこの頃です。
サイドパネルは左右共通として、合理化したのですが、手送りフライスでは角のR加工ができません。
バックパネルはR曲げという特殊な加工が必要で、外注しないとできません。
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