低照度のテスト






Forest of moss

Pranar 80mm f2.8 (f5.6) 1200dpi 800dpi相当にリサイズ







今日は快晴です。近くの森に入ってみました。薄暗い森の中ですがそれでも快晴の時の方がいくらか明るくなります。2号機のCCDは感度が期待できるので、低照度域被写体のテストをしてみました。大判でISO100のフィルムを使った場合、私は殆どシャッターを1秒として絞りを決めます。フィルムの相反則不軌の問題があるからです。露出計は持って行きませんでしたが、この状況の露出はおそらく1秒でf32ぐらいでしょう。まずは、やや引きで苔の石が並んだ所をハッセルプラナー80mm f2.8で撮ります。シェーディング補正LEDの可変抵抗はかけずに絞りをf5.6でプレスキャンしてみました。かなり暗いです。ここで、可変抵抗を少しかけてみました。しかしまだ暗いので、可変抵抗を思い切りかけると今度はランプがオレンジになってエプソンドライバはエラーを起こしました。LEDの照度不足のようです。少し戻してエラーの起きないぎりぎりのところで、やっと補正出来るレベル(帰宅後トーンカーブ補正)の濃度になりました。この写真ではf11〜f16ぐらいが理想なのですが、全然足りません。もう少し期待していましたが、それほどの感度ではないようです。結局、絞りf5.6で撮りました。(上の写真)さて、次は絵になりそうな老木を見つけたので、同じレンズを縦位置にして撮ります。照度はほとんど同じですが、こんどは少し深度を浅くしてみます。プレスキャンするとS620の最大の欠点、階調反転が背景の木漏れ日に出ました。ハイライト基準にすると老木は真っ暗で補正は不可能です。それで、階調反転の箇所を見るとそれ程広い面積ではないので、画像処理を前提に階調反転はあえてそのままにして、トーンカーブで補正可能な濃度にして撮影しました。可変抵抗は少しかけた状態で絞りはf2.8半にしました。帰宅後、まずトーンカーブで補正した上で、紫や黄色に反転したハイライト部を色域指定などを駆使して取り去ります。最後に残った色はペイントツールで丁寧に除去して画像処理の終了です。(下の写真) 撮影を終了しての感想としては、やはりもっと感度が欲しいという事です。シェーディング補正LEDの調整をもう少し研究しなければなりません。はたしてもっと感度が出せるのでしょうか?







Old tree

Pranar 80mm f2.8 (f2.8半) 1200dpi 800dpi相当にリサイズ


















写真の見方について:ここに掲載の写真ではスキャナカメラの実力が伝わりませんので、写真をクリックしてください。Flickrに飛んだら、写真左上のActionsの中からView all sizesを選ぶと各サイズの写真が見られます。一番右側のOriginalが最大サイズです。しかし、残念ながらサイズ制限があるので、実際の画像サイズまでは掲載できません。

Google translate English)

http://translate.google.com/translate?hl=en&ie=UTF-8&sl=ja&tl=en&u=http://d.hatena.ne.jp/YAKU/&prev=_t&rurl=translate.google.com&twu=1