2014-01-01から1年間の記事一覧

彼のRaspyさんが2号機を開発しました。

一般用のスキャナーを使って、世界で初めてスキャナカメラの概念を確立し、その超高画像で世界を驚かせた、ご存知のraspyさんが、5年の沈黙を経てついに2号機を開発したようです。私も彼のブログを読んで、その概念を勉強させていただいた尊敬すべきスキャ…

雪の屋久島

Compact YAKUSCAN Prototype, 500CM, Sonnar CF250mm f5.6(f11), 1200dpi 等倍画像はこちらhttps://www.flickr.com/photos/46505679@N04/15435063203/sizes/o/in/photostream/ このところの寒波で、屋久島の山々はかなりの積雪で、山道も通行止めになった…

Compact YAKUSCANのPVを作ってみました

量産型コンパクト機の完成を記念して、ちょっとプロモーション映像を作ってみました。当初はガラケのムービーでトライしましたが、画質がいまいちだったのです。そこで、ヤフオクで探したらムービー機能の付いた旧型のコンパクトデジカメを発見!なんと500円…

堤防の上の大型客船

Compact YAKUSCAN Prototype, 500CM, Planar100mm f3.5(f11), 1200dpi 等倍画像はこちらhttps://www.flickr.com/photos/46505679@N04/15664509147/sizes/o/ 今日は食料買い出しのため、宮之浦に行ってきました。あいにくの曇り空ですが、一応、新作のコン…

20万アクセス達成!

ブログを書き始めて、早くも4年。当ブログのアクセス数が、なんと20万を達成いたしました。これまでにご訪問いただいた、すべてのみなさまに感謝いたします。切りのいいところでは、10万アクセスも通過した筈なのですが、なぜか記憶にありません。おそらくそ…

大きなスパイラル蛍光灯

ツワブキの花は茎が柔らかくて撮りづらい被写体でした。500CM, Compact YAKUSCAN Prototype, MINOLTA AUTO BELLOWS MACRO 100mm f4(f11)1200dpi 等倍画像はこちらhttps://www.flickr.com/photos/46505679@N04/15172615684/sizes/o/in/photostream/ 以前紹…

バッテリーをさらに小型化する

外付け電源のコンパクト化は、もうこれで限界に近いでしょう。 コンパクト原型機の時にはバッテリーパックの形式にしたのですが、せっかくのコンパクトボディが大きく見えてしまうのです。そこで、外付けバッテリーの小型化を考えました。以前製作したものと…

第2世代のYAKUSCAN

110×110×45mm、これからはこのサイズがYAKUSCANの標準となるのでしょうか? 結晶塗装がハッセルに良く似合います。 ちょっと更新しない間に、実はCompact YAKUSCAN量産型の開発を進めていました。細かい所まで一切の妥協を許さず時間をかけて丁寧に作りまし…

8×10カメラ用デジタルバックの実用性

大判愛好家としては使い慣れた8×10の撮影です。今回は準備を整えしました。IR/UVとND8もちゃんと付けています。 以前記事にしたCIS決定版の3号機は、Canon LiDE40に独自の改造を加え、専用ドライバーを完全攻略したものですが、その後、手つかずになっていた…

鉄くずが美しい

写真1 Compact model, Planar100mm f3.5(f11), 1200dpi 今日は歯の治療で宮之浦に行ってきました。帰りに寄り道して、港をひと回りすると、鉄くず置き場を発見。そこで、鉄くずの山を撮ってみました。(写真1) 今日の宮之浦岳はすっかりガスっています。…

秋晴れ

「草の上の漁船」 Compact model, Planar100mm f3.5(f16), 1200dpi 等倍画像はこちら:https://www.flickr.com/photos/46505679@N04/15069766760/sizes/o/ 屋久島は長い間、雨が続いていたのですが、今日は久しぶりに快晴になりました。そこで、志戸子の港…

久しぶりにTAKACHIケース

外形寸法は近いサイズなのですが、内側四隅にはネジ受け用の出っぱりがあり、これがくせ者なのです。 屋久島も涼しくなってきました。さて、私が次に何を目論んでいるかは、上の写真でお解りですね! もともと量産は意識せずに作ったものでしたが、積み上げ…

室内で初の3億画素

図鑑的ライティングでの撮影。UMC+Compact YAKUSCAN MINOLTA AUTO BELLOWS MACRO 100mm f4(f11)2400dpi (1800相当にリサイズ) 等倍画像はこちら:https://www.flickr.com/photos/46505679@N04/15055113986/sizes/o/ 最近になって、蛍光灯4灯用の小型の…

YAKUSCANの動体表現

あえて、高解像度で撮ってみると、スキャナカメラならではの動体表現が可能になります。Angle control model, Biogon 38mm f4.5( f16) 1200dpi 等倍画像はこちら:https://www.flickr.com/photos/46505679@N04/14809437520/sizes/o/ みなさんもご存知のよ…

4×5YAKUSCANのピント調整

このレンズは格安のジャンクで入手したのですが、こんなところで役立つとは驚きです。放射線なんてまったく気になりませんよ! 4×5YAKUSCANは外装の問題がまだ残されているのですが、4×5バックとしての実用性もいろいろテストしています。しかし、時々ピント…

ハッセルがV用デジタルバックを新発売

ハッセルVの処分を考えている方にも、これはホッとなニュースでしょうね! ハッセルVもとうとう生産を終了してしまいましたが、その愛用者は決して少なくはありません。そこで、そんなユーザーからの要望を受けて、ハッセル社もついに5000万画素のCFV-50cを…

コンパクトモデルの定点テスト

定点テストは無事にクリアしました。これから多いに活躍してくれそうです。ハッセルプラナー100mm f3.5(f16)1200dpi 等倍画像はこちら:https://www.flickr.com/photos/46505679@N04/14693245406/sizes/o/ 今日は快晴で、空気が澄んでいたので買い物ついで…

大判の風味を楽しむ

こんな使い方をすると、大判の味わいが楽しめます。UMC+コンパクトYAKUSCAN Nikkor 85mm f1.4(開放f1.4)1200dpi 薄暗い自然光で、アンティークな大型三脚を撮ってみました。これは、20年ほど前に11×14インチ用として入手したものです。通常は、ここまで暗…

4×5YAKUSCAN デザインとコストのバランス

4×5規格の前面パネルをパース図にしたもの。これは私のフライス盤でもできますが、相当な量の切削ゴミが出そうですね! 外注を前提に4×5YAKUSCANの最終デザインを考えていたのですが、好みのデザインに仕上げるのは、なかなか難しいものがあります。以前の構…

YAKUSCANのフラッグシップモデル勢揃い

並べてみると、コンパクトモデルの小ささが際立ちます。この中にはA4スキャナのほとんどの部品が入っているのですが、信じられますか? コンパクトの完成を記念して、歴代のフラッグシップモデルを集合させました。なかなか壮観ですね! 実はコマーシャルモ…

スキャナレンズのフランジ製作

写真1 性能の高さに期待して、レンズフランジを製作してみました。 前回のテストでご覧のように、F500スキャナレンズの性能は想像以上のものでした。そこで、接着剤の仮止めから、この際、旋盤を回してレンズのフランジを製作してみました。(写真1)これに…

スキャナレンズの性能

なかなかハマってると思いませんか? まるで、この為に生まれてきたかのようなフィット感です。 ハッセルとのデザインマッチングがいまいちだったコンパクトYAKUSCANでしたが、ぴったりのボディを発見。私の作った例の特性ボディにはぴったりだったのです。…

コンパクト その完結。

屋外では電源パックが欲しいと思うでしょ! デシタルバックというよりはデジタルキューブと呼びたくなるようなスタイルになりました。 いよいよ、今回のプロジェクトの最終編です。私は小型化の設計段階で、ただ小さくしても単体では意味がないと考えていま…

コンパクト その8

大きさを伝える方法を、色々考えてみましたが、これがいちばん解り易いですね! はい、お待たせしました。手のひらサイズのYAKUSCANの完成です。毎日工作している私の手が汚いのはどうぞご容赦ください。上の写真だけでもだいたいのサイズは認識いただけると…

コンパクト その7

私の場合、小さな部品はいつもスケッチで対応しています。言わば脳内CAD。 ちょっとした電気接点が必要になったのですが、適当なものが見つかりません。そこで、仕方なく自作することにしました。まずは薄いメッキ板が必要です。探してみたら、いつも使って…

コンパクト その6

メイン基板が大きく見えるのは、ちょっとした錯覚です。笑) 配線もなんとか無事に納まりました。これに前後のパネルを乗せれば一応完成なのですが、その前に、当初から考えていたことを仕込まなければなりません。実はもうひとつのプランも同時進行している…

コンパクト その5

左下の穴には可変抵抗が入るのですが、実はボディの厚みがきついので、除けているのです。 今日、製作を開始して始めて電源を投入してみましたが、設計どおりの位置にピタッと止まりました。ひとまず一安心です。ところが、ご覧のように配線はかなりタイトで…

コンパクト その4

僅かにグリーンがかって見えますが、これぞ硬質アルマイトの証なのです。ハッセルのロック解除ボタンはサイド側に付きます。 業者さんには、アルマイトが出来るまで3週間と言われていたのですが、意外にも早く上がってきました。そこで、ひとまず仮り組み。…

コンパクト その3

アルミ系の研磨は手が真っ黒になるのが困ったものです。あまりにも酷いのでとうとうゴム手袋を新調しました。反射板のところ、もう少し研ぎ出しが必要のようですね! その後、ハッセル用の取付け金具類の加工も終了し、その他の細かい部品もすべて完成しまし…

コンパクト その2

この程度の小型化なら、製作難易度もそんなに高くはないという印象です。 楽しみながら小型機を作っています。ジュラルミン部材の加工がほぼ終了しました。ここまではすこぶる順調で、さしたる苦労もなく進んでいます。基本構造は4×5YAKUSCANに準じているの…