終らない計画。





さて、私がraspyさんの記事を拝見して、始めてスキャナカメラの1号機を完成させてから、もはや1年、その性能をさらに追求した結果、2号機というかたちになり、そのシステムアップも予定通りに充実しました。私の考えたプランでは、まだやり残した傾斜機構の結果は出ていませんが、あえて2号機のシステム拡充や性能テストを先行させていました。なぜなら2号機を分解する度に不都合が起きるからです。主にフラットケーブルの接触不良がその原因と思われます。2号機の完成までの間に数えきれない程、ケーブルの抜き差しをした結果、ケーブルの先がめくれ上がっているのをルーペで確認しました。これは通信ケーブルだけではなくLED電源用や操作基板用のケーブルでも同じことが起きています。このフラットケーブルにはそもそも耐久性が考慮されていないので、抜き差しの回数には自ずと限界があるようです。これは非常に危険なことで、時にはショートの可能性も考えられます。そこで、今はケーブルをすべて新しいものに変えています。これから製作を考えている方は、このケーブルの抜き差しを極力少なくなるように設計される事をお勧めします。現在、2号機のセッティングはベストの状態になっているので、傾斜機構の最終テストを躊躇しています。一度分解してしまうと今のセッッティングに戻すのが難しいからです。前に少し触れましたが、傾斜機構用CCDの再配線は既に出来ているので、いずれは再開させようかと考えています。しかし、実は、私にはもっと重要に思える事があるのです。それは2号機の完成以降、何故か私の中で違和感があり、それは徐々に増幅し、今、ここに来てある結論に達しました。そして、それは次の計画によって自ら確認することになります。既にその準備は進行しています。試行錯誤も必要なことなので、今回はある程度かたちになってから公表しようと思います。ご期待ください。ここのところ少し工作記事が続いていたので、しばらくは2号機で、屋久島の風景などを掲載したいと思います。ちなみに最近になって、610さんやtimaさんがそれぞれ独自のアイデアを盛り込んでスキャナカメラを完成されました。すばらしい事です。潜在的にはまだ他にもたくさんの方が製作または、完成されていると想像しています。当ブログが少しでもお役に立てたのであれば大変幸いに思います。当ブログも2号機の完成で製作記としては終わるつもりでしたが、次から次に課題が現れて、なかなか締めくくれません。とうとう3号機になってしまいそうな雲行きです。そろそろ完結させたいな!…とも思うこの頃です。















Google translate English)

http://translate.google.com/translate?hl=en&ie=UTF-8&sl=ja&tl=en&u=http://d.hatena.ne.jp/YAKU/&prev=_t&rurl=translate.google.com&twu=1