モノレール
ヤクオフで入手した時はずいぶん安かったのですが、正規での購入ではそれなりの価格になってしまいます。
スキャナカメラの精度を決定する重要な要素の一つに駆動のためのトラックシステムがあります。2号機では小型のリニアガイドを2本並べて製作しました。しかし、もっと製作を容易にする意味で何種類かのリニアガイドを入手して検討しました。上の写真の右側のものが2号機とほぼ同じ規格のものです。そして左にあるのが今回量産機に使う予定のものです。ひとまわり大きくてレール幅も基台部の幅も広く、しかも短くなっています。そしてこの規格のリニアガイドを使うことによってモノレール支持でも問題ない事が解りました。駆動精度は落とさずに量産機の生産効率はかなり改善されます。ある意味、2本レールには平行誤差という難問があり、平行が少しでも狂うと駆動に負荷を与える結果を招きます。しかし、モノレールにすることでこの問題を解消し、ある程度の許容が許されるようになるのです。しかも一台に一個なのでコストの軽減に繋がることになります。現在私はこれと同じ規格のものを幾つか入手していますが、ヤフオクでは同じ規格を探すのは困難なので正規に購入することになります。しかし、ここで大量に入手できないというのが個人的スモールマニファクチャーの泣き所なのです。
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