バッテリー問題の解決?



Completion of mass production prototype

量産試作機の現状。今回は外装カバーを樹脂で作ろうと思いましたが、曲げ加工用のヒーターが壊れてしまったので、やむなく2号機と同じ板金折り曲げにしました。しかし、1tのアルミ板がなくなったので、1.5tに厚くしました。とても頑丈です。








ここのところバッテリーノイローゼ気味でした。このスキャナカメラにベストなバッテリーとはいかなるものなのか?これが難しいのです。しかも、これが決まらなければカメラのレイアウトが出来ないので次のステップに進めません。これには困まりました。いっそ思いっきりコンパクトに仕上げて、バッテリーは外付けでユーザーが好きな物を選ぶというのも考えました。しかし、私が2号機で実現したバッテリー内蔵の便利さは忘れがたいのです。三脚を立てて、カメラバックからノートPCを取り出し電源を入れ、クイックシューでカメラをセットしてUSBを刺す。ここまで1分、あとは普通のカメラと何も変わりません。露光時間が長いだけなのです。ここで外付け電源を繋ぐ事は、今となってはなんだかとても煩わしく思うのです。できることならばやはり内蔵電源にしたいと思います。S620ならまだ電圧が小さく内蔵化しやすいのですが、F500は24V必要なので難しいのです。そんな訳で、ありとあらゆるバッテリーを探しましたが、24Vの壁は厚いのです。大きい!重い!高い!の3拍子でこれというものが見つかりません。しかし、模索して1週間目にしてやっと打開策が見つかりました。それについては近々報告したいと思います。さて、そんなことで、中断していた量産試作機の調整を再開しました。そして、手間取っていたシェーディング補正LEDの位置もほぼ確定し、安定して動くようになりました。ほぼ完成といえるでしょう。これから実写テストをします。しかし、これは量産試作機ですからあくまでも駆動部メカの確認用に作ったものです。したがって、このままの形で量産するのではなく、より効率的な構造にします。内部電源の方向性が決まったので設計もやっと進める事が出来そうです。









More miniaturization

2号機とのサイズ比較です。横サイズは長いのですが、厚みも含めて容積率はかなり少なくなっています。









Four appearances

4面から見てみます。LED光量調整用の可変抵抗ノブは裏側に取付けています。これはテスト機なので、今のところ塗装などの予定はありません。オールシルバー仕上げです。








Internal mechanism

内部メカの状況です。いろいろ検討の結果CCDのすぐ右側にLEDを持ってきました。現在はS620用LED基板の一部の流用ですが、量産ではもっと密度を上げてオリジナルに作る予定です。右下隅にあるのがDC/DCコンバータで24Vから5VにしてLEDを安定にしています。








Making of LED substrate for trial purposes

以前、テスト用に入手したLEDで基板を自作してみましたが、半田ごての熱で融け易く、市販のLEDはバラツキが大きく厳選しないと使えないので、結局S620のLED基板の残材を利用しました。白く見えるのがS620の残材でほぼ同規格のようです。




Various LED is obtained.

本番に向けて、その後入手した白色LED各種。こんどはバラツキをチェックしてから加工します。




















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