YAKUSCAN 2400dpiモードの風景撮影。




Thing removal to change, M gap correction. 2400dpi mode.
自作ニコンマウントボディのセンターを2.5mmずらしてレンズ光軸のセンターにくるように調整済み。自作ニコンペンタ645マウントアダプター使用。





大変ご無沙汰してしまいました。その後、あるプランのメカを組み立てて、複雑な動きも想定通り動いたのですが結果はなんと企画だおれ、理論矛盾によって大失敗に終りました。ガックリです。公表も考えましたが、成果が出ない以上このネタはお蔵入りにさせていただきます。ここのところ屋久島は好天が続いています。少し気分転換に撮影に出掛けました。微風で雲も少なく安定しているので、YAKUSCANにペンタ645の55mmを付けて、いつもの高台から思い切って最高モードの2400dpiで撮影してみました。スキャン時間はおよそ7分ですが、その昔、Macで20分のスキャンもやっていたので、太陽を浴びながらのんびり鳥のさえずりを聞いていたら、それほど長いとは感じません。今回は実用性を考えて、後処理で走行中の自動車を消したり、ワイド時に出来る赤ズレを修正してあります。画面左下の植物が風で揺れた部分は修正が大変なので、省略しました。最近、各カメラメーカーから、高画素の新製品が次々に発売されていますので、この機会にYAKUSCANの画像と比較するのも面白いのではないでしょうか?Flickrのサイズ制限いっぱいの左右12000ピクセルで掲載しました。ペンタ645の35mmの時に気になった周辺の流れですが、今回の55mmではf16で周辺に流れはありません。もう少し解像すれば申し分ないのですが、645D用のレンズもいずれ入手して使ってみたいところです。


赤ズレの修正方法:私の経験では、標準を含めて100mm以下のレンズに現れるようです。そして、ワイドになるほど赤ズレが激しくなります。この場合、M画像が副走査側(画面左右)に僅かに膨らむようです。その対策として、チャンネルからM画像のみを全選択してコピーして、コマンドN新規を開いてペーストします。次に画像解像度の縦横比を固定のチェックを外し幅の単位を%に変えて(ペンタ55mmの場合)99.945%にします。この縮小率は何度か試してデータを取らなければなりませんが、一度出しておけば、そのレンズの修正データになります。次に修正した画像を全選択してコピーし、チャンネルのMを選択してそこにペーストします。画像は勝手にセンターに貼付けられるので、これで赤ズレはかなり改善されます。フォトショップをお持ちの方はぜひお試しください。ちなみに、ご自分で製作されている方で縦横比が合わなかった方も、上記の方法で、横の比率で調整できます。ギアを換えるよりは遥かに簡単ですよ!










写真の見方について:ここに掲載の写真ではスキャナカメラの実力が伝わりませんので、写真をクリックしてください。Flickrに飛んだら、写真左上のActionsの中からView all sizesを選ぶと各サイズの写真が見られます。一番右側のOriginalが最大サイズです。しかし、残念ながらサイズ制限があるので、実際の画像サイズまでは掲載できません。


Google translate English)

http://translate.google.com/translate?hl=en&ie=UTF-8&sl=ja&tl=en&u=http://d.hatena.ne.jp/YAKU/&prev=_t&rurl=translate.google.com&twu=1