ポートレイトの勧め

 



Portrait of father
UMC+コンパクトYAKUSCAN Nikkor 85mm f1.4(開放f1.4)300dpi
等倍画像はこちらhttps://www.flickr.com/photos/46505679@N04/15548592904/sizes/o/




実家の父は、今年91歳になるのですが、現在もかくしゃくとしています。そんな父の姿を、UMCボディにニコンの85mm f1.4を付けて、開放で撮ってみました。解像度モードを高速の300dpiに設定すると、スキャン時間は約13秒でした。ちょうど正月番組のテレビを見ているところを、無断で失敬しました。このスキャンスピードなら、僅かな動きも止めることができます。ポートレイトを撮るなら300dpiが一番確実でしょう。よく誤解されるのですが、スキャナカメラの13秒とは、通常のカメラのバルブ13秒とは全く意味が違うのです。極細のラインCCDはちょうどスリットカメラのように画面を横切ります。この場合、約3.8mm/秒ぐらいの速度になるのですが、このスピードなら少々の動きも違和感なく画像を繋げてしまうのです。したがって、モデルの方に「動かないで」なんてお願いすることもありません。その時、あまりにも急な動きをされて、像が流れてしまったらもう一度スキャンすれば良いのです。YAKUSCANでは動くものは撮れないと思っていた方も、これで、見方が変わるのではないでしょうか? さて、300dpiの画像は、ほぼ900万画素なのですが、その画像はいわゆるベイヤー型CCDのカメラとは違って、とても素直な描写をします。それがラインCCDの最大のメリットと言えるのです。




Nikkor 85mm f1.4
今回はハッセルを使わず、このスタイルで撮影しました。
























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