風景撮影の再開。

屋久島は昨日から快晴です。寒波も過ぎて暖かくなってきました。そこで風景を撮りに近くの渓谷に行ってきました。


Nearby valley


いきなり1200dpiで撮影。これは失敗作ですが、あえて掲載します。これまで何度も1200で風景を撮ってみましたが、露光中の雲の動きなどで照度が変わると縦のむらが出てしまいます。この写真の場合は右1/4ぐらいの所に暗くなった時のむらが出ています。右下方にあるのは泡の粒が動いたあとが出てしまいました。また、Flickrのオリジナルサイズで見ると解りますが、風で動いた木の葉が断ち切られた所もあります。それと、600dpiの時は適正露出になるのですが、同じ設定でスキャンしているのに、1200dpiにすると暗くなります。これはエプソンドライバーの問題です。バッテリーが心配で、時間もかなりかかるので同じ所を1200で2度撮る気がしません。後処理でトーンカーブを無理に立てると、やはりノイズが出てしまいました。ノイズを少なくするためには、撮影段階で暗くならないように注意が必要です。しかし、考えてみれば情報量があるので、後処理しても普通のデジカメぐらいのサイズで見ると気にならない程度のことです。




Full size


これは、渓谷にあるただの花崗岩です。私は石好きなのです。少し下げて800dpiで撮ってみました。これでも6300万画素ぐらいになります。このぐらいが風景にはベストかもしれません。露出も適正に近いスキャンだったのでノイズも少なくて済みます。次はこのぐらいで、他の風景も撮ってみます。




外ではモニターが見にくいので、大判撮影に使っている自作のカブリを使いました。