CCD 傾斜機構に挑戦 4





写真 1
Processing to side plate

3mm厚のフレームサイドプレートにスロープガイドレールの厚み2mm分を彫り込んで、埋め込みました。









その後、2号機のサイドプレートにフライス加工を入れ、そこにスロープガイドレールを取付けました。(写真1) 次に駆動ステージの既に付いているCCD取付けのための部品を取り去ります。当然、失敗した時のためにこれは大切に保管します。そして、軸受け金具を取付けて、すんなりとフレームに装着しました。この状態で動きを確認します。(写真2) 計画通りスムーズに傾斜しながら動く事を確認しました。さて、ここに前面パネルを乗せれば、テスト撮影が出来るのですが、ここで、大きな問題が発覚しました。各部の干渉は図面で確認したはずでしたが、大きな見落としがあったのです。それは、前面パネルの裏側の構造を見ると解るのですが、ここにハッセルの爪を固定する為のバーが通っています。(写真3) 黒マジックで印したところに左傾斜状態のCCD基板のコネクタ配線部が大きく干渉するのです。配線はエポキシで固めているので、その分の盛り上がりも手伝って1.5mmぐらい干渉します。クリアランスも考えると、前面パネルの加工では除けきれません。抜本的な対策が必要です。これは困りました。完成目前でこんなことが起きるとは!大変ショックです。とりあえずこのまま放置も出来ないので、ひとまずCCD基板を2号機の状態に戻しました。その後、傾斜用のCCD基板のエポキシで固めた配線部を剥がしてみたら、(写真4) なんとか再配線は可能のようなので、ここで時間を置いて、もっと細い線材を探して再配線したいと思います。それにしてもこのCCD基板は不運続きです。次に再配線すると都合3回目となるのです。という事で残念ではありますが「CCD 傾斜機構に挑戦シリーズ」はCCDの再配線が出来るまでおあずけといたします。あしからず!







写真 2
Installation on frame

取付けた状態。スロープガイドの両サイドにオーバーランした場合に負荷を与えないように、逃げを後加工しました。非公開のギアが少しだけ見えていますね!







写真 3
The other side of front panel

運悪く干渉部分にたまたま止め金具が付いています。ハッセルの爪固定バーは1mm厚なのですが、止め金具でなおさら干渉がひどくなります。







写真 4
Wiring is done over again.

この配線は集中しないとなかなか出来ません。時間の取れる時にいずれまたトライします。
















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