昔作ったカメラに再会。


90mm 4×5 Wide 1
その昔、私はこんなカメラも作っていました。懐かしい!




これは私が20年程前に作ったものです。実はこのカメラは友人のカメラマンに預けていたのですが、facebookがきっかけでなんと15年ぶりに私の元に戻ってきたのです。この際、番外として紹介することにしました。まだフライス盤も持っていない頃だったので、ヤスリ仕上げの素人細工で苦労の後が残っています。塗装も当時はまだ焼き付けができなかったので、黒マットのラッカーが所々剥げています。レンズはスーパーアングロン90mm f8です。ペンタ67のヘリコイドリングにぎりぎりサイズでマウントしました。鏡胴にはブロニカ製のレンズフードを逆さまに取付けています。4×5バックには軽量なホースマンのシステムを使いました。また、ビューファインダーにはマミヤプレス50mm用を使いましが、4×5では90mmに近い画角になるのです。そして、特徴的なグリップは黒檀から削り出しました。グリップは回転できるようになっているのですが、ビューファインダーを覗いた時に体にフィットする角度に固定しています。ボディの肩には両側にアクセサリーシューが付いているので、ここにストロボを付けるとスーパースナップカメラになります。もちろん風景撮影の場合は三脚に取付けますが、私の前職の時にはロケハンに行く事が多かったので、4×5のフォトラマを装填してその場で確認しながらプレゼン用に愛用していました。デジカメのない時代にはこれでも充分便利だったのです。15年ぶりに思いがけず再会したこのカメラを見ていると昔のことが懐かしく思い出されます。




90mm 4×5 Wide 3
黒檀から苦労して削り出したグリップが特徴です。この角度が最も体にフィットするのです。



90mm 4×5 Wide 2
お気に入りのスーパーアングロン90mm f8は専用のセンターフィルターがないといい感じで周辺落ちします。

















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